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神戸女学院シェイクスピア園
2009年11月06日
去る10月17日に「神戸女学院シェイクスピア園」に立ち寄られた本学 名誉教授の 金城盛紀先生(元文学部英文学科教授、ご専門はシェイクスピア)です。
先生の長年の願いが実を結び、1987年10月に、本学で「第26回シイクスピア学会」が開催されるのを機に、図書館新館横に「神戸女学院シェイクスピア園」が誕生しました。
21年の歳月、「本園が、美しいキャンパスに新たな花を添え、英文学の華の理解、鑑賞の助けとなり、また、この地に集うひとびとの精神を爽快にするのに役立つのであれば、幸いである」という先生の思いを、学院に連なるたくさんのひとびとが分かち持って来ました。
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金城先生は、この日アッセンブリーアワーの時間に行われた大学の記念賞授与式に続くご講演のために、久しぶりに岡田山の坂を登って来てくださったのです。神戸女学院では、創立者をはじめ学院とゆかりの深い米国人宣教師、後援者、卒業生などを記念した賞が、内外から寄せられる寄付金を基金として制定されています。先生は「Serendipityについて」と題して、受賞者をふくむみなさんの前途を祝すお話をしてくださいました。
Serendipity=予期せぬよいものを見つけ出す才能