院長室便りArchives
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Professor John Burt Fosterをお迎えして
2011年06月29日
6月8日(水)、米国ヴァージニア州にあるジョージ・メーソン大学のフォスター教授(Professor John Burt Foster)が、学会出席のための来日を機に学院をお訪ねくださいました。
1930年代後半の神戸女学院には、第5代院長のデフォレスト先生がお始めになった、アメリカの大学の卒業生との交換プログラムがありました。教授のおかあさま(Miss Jane Armour(当時))は、マウントホリヨーク・カレッジ卒業後、1938年から39年にかけて、このプログラムで来日なさった方でした。キャンパス内のエッジウッド館に滞在して社会学の勉強を続けながら、高等女学部(現在の中高部)で英語の授業のお手伝いをなさっていました。今もご健在だそうです。
ちょうど開催中の中高部体育祭「学年対抗パフォーマンス」を、めぐみ会館から森院長と観戦、また、大学の同僚で作家としても米国で活躍中の同窓生、森恭子さんの最新作を大学図書館にご寄贈くださいました。
同交換プログラムで、神戸女学院からミシガン州にあるオリベット・カレッジに派遣されたのが、音楽部出身(49M53M55)で、音楽部で教鞭をとっていらした石川(窪田)美知子先生です。先生はその後、同窓会会長もお務めくださいました。2010年5月31日に95才で天に召されましたが、ちょうどご遺族からお預かりしていたアルバムで、フォスター教授とご対面いただきました。デフォレスト先生が戦前に撒かれた国際交流の種が、世紀を超えて岡田山で出会いの時を迎えることとなりました。