学校法人 神戸女学院 Kobe College Foundation

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葆光館という名前の校舎

2010年12月20日

12月10日午前、中高部1号館地下のロッカー室でボヤが発生いたしました。近隣のみなさまおよび関係者のみなさまには多大なご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを深くお詫びいたします。生徒全員はグラウンドに避難して無事でしたが、大切な所持品が損なわれてしまった生徒さんもいたのです。本当に申し訳のないことでした。

ところで、この中高部1号館、実は神戸山本通キャンパスにあった高等女学部(現在の中高部)の校舎の名前を受け継いで、葆光館(ほうこうかん)という名前を持っているのです。2号館、3号館と数字で呼ばれる校舎が建て増されたこによって、漢籍に由来する懐かしい名前が忘れられてしまっていることをちょっぴり寂しく残念に思います。(葆光:天然自然の宝を心に持つ人)

このボヤの影響で、クリスマスの燭火礼拝は、蝋燭の使用が制限され、クリスマスキャロルは壁に映し出された歌詞を見て歌いました。急な変更に対応して準備に奔走した関係者の努力によって、無事に予定されたクリスマス礼拝を守ることができました。みなさまお疲れ様でした。

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