学校法人 神戸女学院 Kobe College Foundation

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学院リトリート5年の歩み

2010年08月20日

一年に一回、学院リトリートが開催されるようになって5年になりました。これは、以前大学教員・中高部教員・職員に分かれて開催されていた退修会(修養会)を、新しく学院全体でキリスト教主義と建学の精神について学ぶ場として復活させたものです。

今年は、4月に就任したばかりの新院長、森孝一先生が、神戸女学院が属する会衆派教会(プロテスタントの一派)の起源をアメリカ建国の歴史に重ね合わせてお話くださいました。そしてその海外伝道団体であるアメリカン・ボードの歴史と日本への伝道、日本基督教団設立にいたる背景へと話が進み、最後にその特質としての「リベラリズム」について、ホワイトボードに図を描きながら熱く語られました。 

1985年の創立以来135年の歴史と伝統を、次世代につないでいくための大切な学院の行事が、これからも発展的に継続していくことを願って、5年間の歩みを記録として残しておきたいと思います。(役職名は講演会当日現在で記載しています。)

第1回 2006年7月24日(月)ジュリア・ダッドレー記念館会議室
講師 学院チャプレン 飯 謙 先生
発題 『会衆派教会・アメリカンボード・神戸女学院--建学の精神の由来』
第2回 2007年7月27日(金)ジュリア・ダッドレー記念館会議室
講師 大学チャプレン 松田 央 先生
発題 『聖書の読み方』
第3回 2008年7月25日(金)ジュリア・ダッドレー記念館会議室
講師 宮城学院院長 深谷 松男 先生
講演会 『信託された教育と新教育基本法』
第4回 2009年7月24日(金)図書館本館閲覧室
講師 名誉教授 茂 洋 先生
講演会 『神戸女学院岡田山キャンパスとリベラルアーツの教育』
第5回 2010年7月23日(金)ジュリア・ダッドレー記念館会議室
講師 院長 森 孝一 先生
講演会 『会衆派教会の歴史と特質 -神戸女学院の教派的背景-』

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