院長室便りArchives
Archives
登録有形文化財に登録されました
2009年2月23日付(平成20年度)で「神戸女学院建築物群」が経済産業省から「地域活性化に役立つ近代化産業遺産 - 鉄道を軸とする多角経営により創造された『私鉄沿線生活文化圏』の発展の歩みを物語る近代化産業遺産群」 に認定されたのに引き続いて、
神戸女学院の中庭を囲む4棟(講堂・総務館、文学館、理学館、図書館本館)と音楽学部1号館が、2009年11月2日付で文化庁から「登録有形文化財第28-0437~0411号」として登録を受けました。私たちが愛してやまない岡田山の校舎が「貴重な国民的財産」として認知されたことを本当にありがたく嬉しく思います。
登録を記念した<特集 ウィリアム・メレル・ヴォーリズと神戸女学院>が、図書館ニューズレターVeritas42号に掲載されていますのご高覧ください。
こちらは ミニチュアのソールチャペルです。1995年の阪神淡路大震災で損傷を受けた総務館階段正面の大窓(寄贈者のヘーゼル・ソーン・ウィルソン夫人の名前からウィルソン記念窓とも呼ばれている)の修復を担当した工房の方が、記念にお手持ちのステンドグラス片で作成してくださったものです。灯りをともすと、そのお気持ちの温かさが今も伝わってくるようです。
クリスマスの喜びがみなさまと共にありますように。
そしてどうぞよいお年をお迎えください。
在主平安