学校法人 神戸女学院 Kobe College Foundation

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白洲次郎と神戸女学院を結ぶ縁(1)

2009年02月27日

明日、2009年2月28日(土曜日)から、

「NHKドラマスペシャル(全三回) 白洲次郎」

が始まります。

番組のホームページに「骨太なダンディズム。己の良心のみを信じ、輝かしい未来を夢見て、「敗戦」「占領」から「独立」へ激動の昭和史を生きた一人の侍」と紹介されている白洲次郎氏(1902-1985)。ドラマとは関係のないことなのですが、実は彼の祖父にあたる白洲退蔵氏(1829-1891)と神戸女学院には深い縁があります。

白洲退蔵氏は、江戸時代末期、三田藩(現在の兵庫県三田市)の儒学者の家に生まれ、藩の財政改革と教育の振興に尽くしました。やがて明治になり、廃藩置県が行われたのを機に、開港間もない神戸に出て事業を興していました。

そこへアメリカからやって来た二人の女性宣教師、タルカット先生、ダッドレー先生が始めた小さな私塾のために、まずは自宅横の所有地を提供し、後年学院が山本通に校舎を構えてからは、隣接する持家を寄宿舎として提供するなど、退蔵氏は草創期の学院の発展に大きなお力添えくださった恩人のお一人なのです。

創立者の両先生を囲む子供たちの古い写真が学院に遺されているのですが、その中には次郎氏の父である文平氏(1869-1935)の少年時代の姿を見つけることができます。

ドラマの放送予定は以下のとおりです。

第1回...2009年2月28日(土)総合 午後9時~10時29分
第2回...2009年3月7日(土)総合 午後9時~10時29分
第3回...2009年8月(予定) 

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