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カリキュラムの体系性体系的な教育の一環としてこの取り組みは、音楽学部の体系的な教育の一環として行われています。 1年次〜:和声学、音楽史、楽器論といった基礎知識と専門実技 4年次の「ソロリサイタル」では、曲目の選定や演奏の準備から招待状や配布プログラムの作成まで、演奏会の開催にまつわる雑事を全てこなすことが求められ、卒業後リサイタル等を開く際に役立つすぐれた実践教育となっています。「ソロリサイタル」は本学の伝統として半世紀以上続けられてきており、「音楽によるアウトリーチ」はこれらの積み上げがあって可能になるものです。
様々なニーズに応える●地域社会のニーズ 本学のある兵庫県西宮市では、教育委員会が「学校サポートにしのみや」事業を2002年度より開始し、幼小中高の諸活動をサポートする個人や団体のデータ・バンクの作成と有効活用を推進しています。「音楽によるアウトリーチ」はその発足時からの登録者で、これまで様々な形で関わってきています。 ●「子連れで行けるコンサート」へのニーズ 日経新聞の調査(2003年3月15日付)で「子連れで行きづらいところ」第1位はクラシックコンサートでした。本学の「子どものためのコンサート」は2公演制で、一方は小学生以上、もう一方は年齢制限なしで未就学の児童も受け入れています。 ●女性のニーズ 子育て中の母親は、文化的な催しから締め出されてしまいがちで、疎外感に悩まされます。本学は女子の教育機関として、子育て中の母親たちに文化的な潤いの場を提供することも大切な一つの務めと考えています。 組織だった取組この取組は音楽学部の全教員と学内の諸部署の多様なサポートによって支えられています。経費は、学部予算、学院経費、入場料などでまかなわれています。 広報関係では、大学のホームページ、メールマガジン、パンフレット、広報誌などへの掲載、新聞各紙(朝日、毎日、読売、産経、神戸、日経)、NHK大阪放送局、NHK神戸放送局での報道等の協力を得ています。 「子どものためのコンサート」では、経験豊かな学生がスタッフとしての心得やお客様への言葉掛けの指導をしてくれたり、多様な学生の協力を得ています。 |