音楽によるアウトリーチ 神戸女学院大学音楽学部
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小・中学校への派遣 2005年度

「マリンバとピアノでラテン音楽を楽しもう」

5月20日(金)、和歌山大学教育学部附属小学校(音楽教諭・江田司先生)で6年生1クラスを対象に「マリンバとピアノでラテン音楽を楽しもう」を実施しました(打楽器・田中麻衣子/ピアノ・多田安希子)。

ラテン音楽独特のリズムを感じてもらおうと『スペイン舞曲』『リベル・タンゴ』『ブラジルの水彩画』などスペインや南米諸国の音楽を演奏。国や地域によって異なる楽器や音楽の特徴について、また互いの影響について話しました。楽器体験では子どもたちにマリンバを叩いてもらいましたが、マリンバのマレットを4本一緒に持つことや、動きの速さに驚いていた様子です。

「世界の音楽を聞いてみよう!」

6月17日(金)、尼崎市立上坂部小学校(音楽教諭・太田裕子先生)で6年生4クラスを対象に「世界の音楽を聞いてみよう!」を実施しました(ソプラノ・南香代子/ソプラノ・司会・木村明/フルート・増田みのり/ピアノ・河本依津湖)。 6年生が世界の国々について調べ学習をしたのに合わせて、いろいろな国の音楽や言葉による音楽の違いを紹介しながら、『アヴェ・マリア』『オ・ソーレ・ミオ』『エーデルワイス』『ジュ・トゥ・ヴ』などを演奏しました。ドラえもんの歌の一部をドイツ語とイタリア語と日本語で子どもたちに歌ってもらうという一コマもありました。真剣に演奏を聴く子どもたちの姿、楽しそうに一緒に歌ったり体を動かしたり、楽器体験ではクラス全員がフルートに挑戦、何とか音が出るよう励ます先生や友達の姿が印象的でした。

「兵士の物語」

9月27日(火)、本学講堂にて神戸女学院中高部(音楽教諭・喜多牧子先生)の中学1年生4クラスを対象にストラヴィンスキーの音楽劇『兵士の物語』を上演しました。

この作品はパントマイムと劇と音楽が一体となったユニークな作品で、出演者11人(企画・ピアノ・金沢彩子/ヴァイオリン・東瑛子/クラリネット・上堂尚子、農沙織/ホルン・森本美穂/打楽器・田中麻衣子/劇・兵士役・新宅未央/悪魔役・菊池百合子/語り・西岡仁美/踊り、中畑八重、古川繭子)、本学他学部や他大学、さらには卒業生をも巻き込んだ大掛かりなアウトリーチとなりました。

演奏に先立ってプリントを配布し、この作品のポイントを「芝居小屋のようにわかりやすい作品をめざしたこと」「当時流行していたジャズの影響」「言葉(劇)と音楽と動き(踊り)の一体化」の3点に絞って説明しました。生徒たちの反応も良く、終わりに書いてもらった感想文には、物語に対する深い読みや、ライブの踊りと音楽に対する感動が率直に記されていました。

振付(中畑正子)・踊り(上記)・演出(牧野悦子)・衣裳(金沢眞梨子)をプロの方にお願いできたこともあって、再演のお話が戴けるほど良い公演となりました。ご協力頂きました多くの方々に御礼申し上げます。