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ミッションステートメント & 3ポリシー

豊かな学識を養い、高度な研究能力を修得する。

文学研究科は、1965年に英文学専攻と社会学専攻(2012年度廃止)の2専攻を持つ研究科として開設され、現在は英文学専攻と比較文化学専攻(2002年開設)の2専攻が設置されています。
2専攻は、おのおの独立しているとともに、相互に支え合い、少人数制によって、きめ細やかな研究がなされる環境が提供されています。

学びの内容

博士前期課程では、広い視野に立った豊かな学識、研究能力の修得、高度な専門職業能力を養うことを目的に実践的な研究を進めます。
博士後期課程では、研究者としての研究活動を進めるための高度な研究能力と、豊かで深い学識を養うことを目指しています。
英文学専攻と比較文化学専攻は、それぞれ他専攻の開講科目を履修することができます。また、神戸女学院大学の学部の開講科目を聴講することもできます。

ミッションステートメント

神戸女学院大学大学院は、学ぶ者と働く者が共に学院標語「愛神愛隣」に基づくキリスト教の精神を分かち合い、時代の潮流に流されることなく、置かれた場で、利害を超え、自らの役割を感知し、果たし、人にとって真に大切なものを見分ける、共感性の高い人格への成長を目指します。

ディプロマ・ポリシー(修了認定・学位授与に関する方針)

 大学院3ポリシーのもと、文学研究科では、人間の精神活動や社会活動への深い洞察力と国際的視野をもって、国際社会や地域社会に貢献する人格を養成します。

 そのような人格に必要な以下の能力を修得し、博士前期課程の修了要件を満たした人に対して修士の学位を授与します。修了の認定にあたっては、学位論文・学位課題研究の公開審査をうけ、最終試験に合格することが求められます。

 1 人文社会科学諸分野の専門領域における高度の知識と技能を備え、研究倫理を遵守しつつ明確な問題意識をもって研究課題を探究する能力
 2 広い視野と豊かな学識を備え、社会のさまざまな領域において専門的知識・技能を活かした貢献のできる能力
 3 母語及び外国語の高い運用能力とコミュニケーション能力を備え、 多様な価値観をもつ他者と共感・共生し、また仲介する能力

 また、上記のような人格に必要な以下の能力を修得し、博士後期課程の修了要件を満たして博士学位論文を提出した人に対して、博士の学位を授与します。博士学位の認定にあたっては、学位論文の公開審査をうけ、最終試験に合格することが求められます。

 1 人文社会科学分野の専門領域における高度で先端的な知識・技能を備え、研究倫理を遵守しつつ独創的な研究を遂行する能力
 2 広い視野と豊かな学識を備え、自立した研究者や指導者として、あるいは専門的職業人として活動できる資質と能力
 3 母語及び外国語の高い運用能力とコミュニケーション能力を備え、研究の成果を国内外に発信して社会に還元する能力

  1. 研究テーマ及び問題設定が明確であり、学術的な意義を有していること。
  2. 適切な仮説・予測に基づく主体的な研究方法によって、先行研究・データ・例文・資史料等を的確に収集・処理し、分析・精査していること。
  3. 構成が妥当であり、その論旨が明解であること。
  4. 当該研究領域において意義を有すると認められる新しい学問的知見を含み、高度な専門研究に繋がる基礎的な研究能力を示すものであること。
  5. 当該研究領域及び研究テーマに応じた適切な倫理的配慮が、研究の全過程及び研究成果の発表方法・データ管理等になされていること。
  6. 学位論文としての形式を備えていること。

  1. 研究テーマ及び問題設定が明確であり、高度な学術的な意義を有していること。
  2. 適切な仮説・予測に基づく主体的な研究方法によって、先行研究・データ・例文・資史料等を的確に収集・処理し、分析・精査していること。
  3. 構成が妥当であり、その論旨が明解であること。
  4. 当該研究領域において意義を有すると認められる新しい学問的知見や先行研究に対する独自の見解を含み、その内容が社会や学会に貢献するものでありかつ将来的な発展をもたらし得るものと期待されること。
  5. 当該研究領域及び研究テーマに応じた適切な倫理的配慮が、研究の全過程及び研究成果の発表方法・データ管理等になされていること。
  6. 学位論文としての形式を備えていること。

カリキュラム・ポリシー(カリキュラムの編成方針)

神戸女学院大学大学院は、ディプロマ・ポリシーに定めた人格を養成するために、文学研究科(博士前期・後期課程)、人間科学研究科(博士前期・後期課程)、音楽研究科(修士課程)を置き、次のような方針に基づいて教育科目を設定します。

 1 学生が高度な専門的学術理論・技術を修得し、研究することができるようになるための科目を設定すること(専門科目)
 2 学生が社会に貢献するために必要なキリスト教精神を育むための科目を設定すること(キリスト教学)
 3 学生が文化・思想・科学の進歩に寄与する独創性、論理的思考力、表現力を獲得するための科目を設定すること(演習科目)

教育科目については、体系性・系統性の理解を促すため、学問分野、科目間の連携や科目内容の難易度を表す科目番号および、必修科目、選択必修科目、選択科目などについての科目記号を学修便覧等につけ、なおかつ、教育課程の構造をカリキュラム・マップやカリキュラム・ツリーで分かりやすく明示します。

アドミッション・ポリシー(入学者選考の基本方針)

本学大学院のミッションステートメントとディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーをよく理解し、それぞれの研究科・専攻の教育課程を履修するために必要な学力を備えた人を受け入れます。

 1 高度な専門的知識を深く修得することを志す人
 2 修得した技能を活かし、より善い社会の実現を志す人
 3 他者への共感性を備え、隣人に仕えることを志す人

文学研究科および人間科学研究科では本学の学部教育に引き続き学びたい人を受け入れるために、内部推薦入学試験を実施します。
 全ての研究科において、高度な専門的知識を獲得するのに必要な学力(外国語の能力、思考力・表現力)を備えた人を広く受け入れるために、一般入学試験(博士前期課程は秋季と春季の二回、博士後期課程は春季のみ)を実施します。


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