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比較文化学専攻

高度な研究能力と、豊かで深い学識を養う。

博士前期課程

文化を「見え方・感じ方」の違いから考察する。

人間の思考や経験は帰属する文化共同体すなわち町や国などによって異なります。本専攻は、哲学・美学・思想・教育、歴史学、文学及び社会科学の諸分野をふまえて、文化・思想・宗教・歴史・芸術その他の視点から比較研究をおこなうことを目的とします。文学・思想研究と歴史研究を軸として、日本をはじめとする諸地域の個々の文化の探究と、異文化理解の促進と深化を目指します。

博士後期課程

専門領域のより深い学識と思考力を身につけた、研究者・指導者を目指して。

現代人に求められる比較文化学的な思索に焦点を当てる本専攻では、博士前期課程で身につけた幅広く豊かな学識をさらに高度化しつつ、特定の専門領域・テーマの研究をおこないます。研究者として自立した活動をおこなうことや博士学位の取得を目標に、研究能力を養い、討議の場を重ね、自らの研究成果を積み上げていきます。

最近の修士論文

  • 上村松園その絵の変遷  ―「恋の三部作」以降の作品を中心に―
  • 手技療法におけるNBMと「傾聴」の意味  ―手技療法とは「対話」である―
  • 九鬼周造の「いき」論的美と存在の問題について  ―存在から表現へ―
  • 全共闘運動経験者のオーラル・ヒストリー その実践と考察
  • 産業界の教育要求に関する一考察  ―リベラルアーツ教育要求を中心として―
  • ポストモダンの中の『蟲師』
  • 佐多稲子における戦争への加担の姿  ―戦時中の作品における<秘密>と<乳房>の変質に見る―
  • ウィリアム・モリス「小芸術」概念の再考

博士後期課程修了者(課程博士学位取得者)

  • 静岡大学 准教授
  • 神戸女学院大学 博士研究員
  • 西南学院大学 非常勤講師
  • 佐賀大学 非常勤講師

博士前期課程修了者

  • 神戸女学院大学大学院文学研究科博士後期課程進学
  • 神戸大学大学院人文学研究科博士後期課程進学
  • 京都大学大学院文学研究科修士課程進学
  • 大阪大学大学院 非常勤講師
  • 学校法人近畿大学 専任職員
  • 大阪大学大学院 事務補佐員
  • 日本デジタルオフィス(株)
  • (株)システムクリエイト 
  • シグマ紙業(株)
  • 宇仁繊維(株)

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