環境・バイオサイエンス学科

憧れに出会えた喜びを原動力に

- バイオサイエンスと英語⼒、どちらも究めて可能性を広げたい︕ -

2年生 幡田さん

高校生の頃にオープンキャンパスで出会った学生スタッフに憧れて神戸女学院大学に入学した幡田さん。環境・バイオサイエンス学科に所属し、専門分野に加えて通訳・翻訳プログラム、キャリアデザインプログラム、教職課程を履修しながら、煎茶道部の活動にも力を入れています。忙しい毎日でも笑顔で前向きな幡田さん。その原動力をお聞きしました。

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決め手は学びの多様さ

私はもともと文系志望で英語に興味がありました。一方で幼稚園の頃から実験教室に通っていたことや、健康への関心もあり、大学で理系分野を学びたい思いが膨らんでいました。神戸女学院大学がリベラルアーツを掲げていて、文理にとらわれず積極的に学べる環境だと知り「この大学なら自分のやりたいことが全部できる!」と。そして、夢が両方叶う環境・バイオサイエンス学科への進学を決めました。実際に入学すると、他学科の学生と一緒に学び、交流する機会の多さを実感します。リベラルアーツ教育により多様な学生とのつながりが生まれ、新たな興味への刺激になっていると気づかされました。そして最終的な決め手となったのは、オープンキャンパスで出会った学生スタッフの先輩方の姿です。質問への親身な対応、分かりやすく丁寧な案内、そしていきいきと楽しそうな様子を見て「私もこんな人になりたい、このキャンパスで素敵な先輩方と一緒に学びたい!」と強く憧れたのを今も覚えています。

貪欲に学び取る日々

1年から実習がスタートし、器具の扱い方や基礎的な実験からみっちり教わりました。初めての器具を使う時は毎回ワクワクし、白衣を着て実験していました。2年生ではPCR法を試す実験などもあり、内容はグッと難しくなりましたがその分充実しています。より上手に器具を扱えるよう、実際に手を動かして経験を積んでいきたいです。3年生からは「代謝」をテーマに掲げる研究室で健康や人間の疾患にまつわる実験や知識の習得に努めたいと考えています。専門分野以外では2年から特色プログラムを履修中です。「通訳・翻訳プログラム」ではプロの通訳者・翻訳者の先生から実践形式で教わり、今はインタビュー動画や絵本を翻訳しています。「英語を使う」方法を学ぶと同時に、相手に伝えるための正しい日本語表現力も磨いています。また、「キャリアデザインプログラム」のメディア・コミュニケーションコースでは、ブランディングやプレゼンテーション技法を学んでいます。

「あなたはどんな大学生活を過ごしたいですか?」

自分がもしこの大学に入学したら、その時どのような同級生や先輩が周りにいて、どのような授業を受けて、どのようなキャンパスでI日を過ごすだろうか、とイメージしてみてください。そして卒業した先輩方がどのように人生を切り開いているのか、見聞きし調べてみることで、自分がその大学・学科にあっているか具体的に判断しやすくなると思います。私はオープンキャンパスで出会った神戸女学院大学の先輩がこの大学へと導いてくれた憧れの存在でした。そして入学後も向上心をもって、日々を送る原動力になっています。そんな私は入学してからの2年間、学生スタッフを務めています。私との会話の中から学生生活をイメージできたり、キャンパスツアーを通して女学院の雰囲気を感じたりしてもらえるような学生スタッフを目指したいと思います。今度は私が高校生に憧れてもらえるような存在となれるよう頑張ります!

私はまだ、憧れが尽きることを知らない。

今後の進路に関わらず、英語力は様々なフィールドで活かせると思います。ビジネス英語はもちろんですが、環境・バイオサイエンス学科の専門分野でも英語論文や資料を理解する必要があります。いつか英語での学会発表の機会をもらえるかもしれません。自分にチャンスが巡ってきた時にしっかり結果を出せるよう、また自信を持ってそのチャンスを掴めるよう通訳・翻訳プログラムでの経験をより豊かなものにできるよう励みます。さらにキャリアデザインプログラムで得た分析力、自分の意見を分かりやすく伝える力をさらに上達させていきたいですね。現在は大学院進学か就職か、まだ迷っているのですが、様々な人と関わり合いながら自分の知識や経験を活かせる仕事につければと考えています。そのための勉強はもちろんですが、実験教室でのアルバイト、小笠原流煎茶道部の活動、友人たちとの交流も楽しみつつ、オン・オフを切り替えながら豊かな学生生活を送っていきたいです。

Profile

環境・バイオサイエンス学科
幡田さん 2年生

私立アサンプション国際高等学校卒業。2022年に環境・バイオサイエンス学科に入学し、3年生からは「代謝」をテーマに健康や人間の疾患について専門性を深めていく。1年生から、学生スタッフを続けながら、通訳・翻訳プログラムやキャリアデザインプログラムなどの学科を横断した学びに積極的にチャレンジしている。