神戸女学院大学の近隣に位置する西宮市立広田小学校から、今年も4年生の児童の皆さんが、美術教育の一環として、本学施設の見学のためお越しくださいました。

 まずは、エミリー・ホワイト・スミス記念講堂にてオルガンの演奏と、本学総務部長 北条敦子の講話をお聞きいただきました。

 その後、児童の皆さんは2班に分かれ、重要文化財のヴォーリズ建築群に囲まれた中庭と、スーザン・A・ソール記念礼拝堂を見学しました。見学は、本学の学生ツアーマイスターが引率し、児童のみなさんも学生ツアーマイスターの解説に、熱心に耳を傾けていました。

 いまだまだ寒さの厳しい天候でしたが、広い中庭を元気いっぱいに駆け回ったり、記念礼拝堂の中の装飾や窓ガラスなどを興味深く観察したりする姿がとても印象的でした。

 また礼拝堂では、代表児童の方が詩の朗読を披露され、荘厳なソールチャペルの中で紡ぎだされる言葉のひとつひとつに、誰しもが思わず聞き入ってしまう一面もありました。

 今回お越しいただいた児童の皆さんの振り返りの中には、講堂について「声がはきはき聞こえた」「声が跳ね返ってくるような感じがした」など、講堂の特長を肌で感じられた声も聞かれました。

 短い時間ではありましたが、神戸女学院のキャンパスで過ごしたひとときが皆さんの思い出の1ページになりましたら幸いです。

広田小学校の皆さん、この度はご来校ありがとうございました。

来年もまたお待ちしています！