3月25日に、神戸女学院大学は戦後に新制大学として設置認可を受けてから70年を迎えました。
1948年に新制大学として設置認可を受けたのは、全国で12の大学です。また、女子大では本学に加え、津田塾大学・東京女子大学・日本女子大学・聖心女子大学が認可されました。本学は最初の女子大学の一校でもあります。

ちなみに、当時の文部省に提出された大学設置申請書には、「本学は基督教の教に基づいて教育を施し、女子をして広く知識を究め深く専門の学芸を修めまた高く人格を磨かしむることを以て目的とする。而してこの目的の達成を期すると共に本学に学ぶものをして神戸女学院の伝統である国際精神と基督教信仰とを体得実践するものたらしめ、知的にも道徳的にも、文化社会の生成発展に寄与する人物を育成して、平和世界の確立発展に貢献することを以て使命とする。」と書かれています。

新制大学発足時には、文学部1学部に英文学科・社会学科・家政学科の3学科が設置されました（音楽学科は翌年に設置）。それから70年を経た現在では、3学部5学科・大学院3研究科を置くまでに拡大しました。

※写真は新制大学発足時の学修便覧です。