組織概要
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ディレクターご挨拶
神戸女学院は、1875年、米国会衆派教会から派遣された二人の女性宣教師、
イライザ・タルカットとジュリア・ダッドレーによって創立されました。
当時の日本は、キリスト教の禁制は解かれたものの、まだまだ迫害を受ける可能性もありましたが、日本女性のための教育を始めました。
本インスティチュートは1985年、女性学インスティチュートという名称でスタートしました。
学生に対する女性学関連科目の実施のほか、紀要の発行、地域にも開かれた講演会や映画上映会の実施等、女性にかかわる問題に取り組む活動を行ってきました。
2024年4月より、ジェンダーインスティチュートと名称を改め、より幅広い視点で教育研究活動を展開し、多様性のある寛容な社会の実現を目指して参ります。
引き続き、皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
神戸女学院大学 ジェンダーインスティチュート
ディレクター 矢野 円郁
組織概要
神戸女学院大学ジェンダーインスティチュートは、1985年4月、神戸女学院大学研究所付属の研究機関として設置され、女性学及びジェンダー・スタディーズの研究を促進し成果を発表してきました。ジェンダーインスティチュートの構成員(ジェンダーインスティチュート所員)は、研究所員(本学専任教員)の有志です。研究所長、ジェンダーインスティチュートディレクター、ジェンダーインスティチュート所員から選出された委員によって組織された「ジェンダーインスティチュート委員会」が事務職員とともにジェンダーインスティチュートの運営にあたっています。
ジェンダーインスティチュートは次に掲げる業務及び事業を行っています。
- 女性学及びジェンダー関係の講演会、セミナー及び研究会の開催に関すること。
- 女性学及びジェンダー関係の授業の企画及び立案に関すること。
- 女性学及びジェンダー関係の文献・資料の収集及び提供に関すること。
- 研究助成及び学会等出張補助に関すること。
- 紀要『ジェンダーインスティチュートジャーナル』の発行に関すること。
- 学生懸賞論文「ジェンダーインスティチュート賞」の公募及び選考に関すること。
- 研究諸機関との交流に関すること。
- ジェンダーインスティチュート予算管理に関すること。
- 女性及びジェンダー関係の学生の活動に関すること。
- その他女性及びジェンダー研究活動に関すること。
アーカイブ
沿革
設立 | 1985年4月 |
ジェンダーインスティチュート委員会 (2024年度) | 研究所長 金田 知子 ディレクター 矢野 円郁 委員 南出 和余 委員 瀬戸 智子 委員 栗山 圭子 委員 高岡 素子 |
歴代ディレクター | 矢野 円郁 (2023.4.1~) 高岡 素子 (2020.4.1~2023.3.31) 津上 智実 (2016.4.1~2020.3.31) 横田 恵子 (2014.4.1~2016.3.31) 米田 眞澄 (2010.4.1~2014.3.31) 渡部 充 (2007.11.16~2010.3.31) 高橋 友子 (2004.4.1~2007.11.15) 上西 妙子 (2002.4.1~2004.3.31) 丸島 令子 (1999.4.1~2002.3.31) 風呂本 惇子 (1996.4.1~1999.3.31) 本城 智子 (1992.4.1~1996.3.31) 廣澤 節子 (1989.4.1~1992.3.31) 高瀬 ふみ子 (1985.4.1~1989.3.31) |
略年表
1985年度
- AWI(アジアのキリスト教の9大学によって発足)の呼びかけに応えて、日本で二番目(一番目は東京女子大)、関西初の女性学研究所として発足
- 講演会等開催
1986年度
- 「newsletter」(1986年7月~2015年3月)、『女性学評論』(1987年3月~現在) 発刊
1991年度
- AWI会議開催 9/30~10/7(神戸)
1995年度
- AWI参加予定であったが、開催されず
1996年度
- 女性学講座(授業「現代女性論」)開講 1996年度 前期のみ開講。1997年度~ 前・後期 開講行事行事
1999年度
- 学生懸賞論文(女性学インスティチュート賞)開始
- 授業科目名変更「現代女性論」→「女性学」
- 学外講演会 開講(全2回。1999・2000年度は1回。~2012年度)
・1999年度~2006年度 :宝塚市立女性センター・エル
・2007年度~2012年度 :西宮市大学交流センター
2000年度
- 連続セミナー 開講(全4回。2000年度のみ別に基調講演あり)
2003年度
- 授業「女性学」を学外でも開講(~2004年度)
- 前期:本学開講、後期:西宮市大学交流センター開講「ジェンダー論」
2004年度
- 女性学インターディシプリナリー・プログラム(~2014年度入学生。副専攻プログラムに統合)
2005年度
- 授業「女性学」に加え、新たに「女性学(実践編)」を開講
- 女性学インスティチュート事務室が研究所事務室に統合
2006年度
- 授業「女性学(理論編)」「女性学(実践編)」開講(~2017年度入学生)
2010年度
- 設立25周年記念特別講演会
2013年度
- 映画上映会「311ここに生きる ―IN THE MOMENT― (英語字幕有)」
2014年度
- 女性学インスティチュート委員会発足(委員会をひとつに統合)
- 授業「ジェンダー・スタディーズ(Ⅰ)」開講(~2017年度入学生)
- リベラルアーツ&サイエンス・プログラム(副専攻:女性学)(~2016年度入学生)
2015年度
- 授業「ジェンダー・スタディーズ(Ⅱ)」開講(~2017年度入学生)
2016年度
- 「みんなで考えよう、女性学の未来」プロジェクト
2017年度
- マイナープログラム(女性学)
- 女性学研究会開催(2回)
2018年度
- 授業「女性学(Ⅰ)」「女性学(Ⅱ)」開講
- 「プロジェクト科目:神戸女学院を創る」隔年開講
2019年度
- 授業「ジェンダー学」開講
- 「ジェンダー学特論」隔年開講
2022年度
- 女性学インスティチュートインスタグラム開設
- 女性学インスティチュート学生サポーター「ミルラ」発足
- 映画上映会「トークバック」、「プリズン・サークル」坂上 香監督
2023年度
- 映画上映会「スープとイデオロギー」
2024年度
- 「神戸女学院大学ジェンダーインスティチュート」へ機関名称変更
関連リンク
本学も参画しております。
令和5年に芦屋市と包括連携協定を締結しました。
連絡先
住所 | 〒662-8505 兵庫県西宮市岡田山4番1号 ジュリア・ダッドレー記念館301 |
電話番号 | 0798-51-8545 |
メールアドレス | wsi-o■mail.kobe-c.ac.jp (■を半角@に置き換えて送信してください) |