11月27日（水）CDP211（2）「プレゼンテーションの技法」（安藤善隆講師）において、株式会社ロゴスコーポレーション取締役副社長の柴田晋吾氏をゲストスピーカーとしてお招きしました。
　
講義は冒頭、柴田氏より同志社大学ラグビー部に所属されていた学生時代からはじまります。ラグビーの伝統校である同志社大学は、日本代表になる選手も多く、同級生ながらも緊張する始まりであったと当時を振り返られました。在籍中の一番のエピソードとして、スタンドからの観戦でしたが全日本大学選手権という⼤会で、あと⼀歩というところで惜しくも決勝進出を逃してしまったことを挙げられ、この頂点を逃した経験が後の人生に大きく影響を与えたと語られました。
　氏はその後の就職活動で「日本一」の景色を見るため、日本のトップ企業に照準を定め、最終的にエンタメ業界で日本一の吉本興業に入社されました。吉本興業ではダウンタウン浜田雅功、東野幸治、ライセンスなどのマネージャーを務められ、広報活動から「人に伝わる方法」を探求し、学ぶ日々を送られます。５年間の社会経験と決めていた吉本興業を退社。その後お父様の経営されるロゴスコーポレーションに入社されました。
入社後は、自社製品をとにかく世の中に知ってもらい、広げることを目標にこれまで吉本興業で培ったノウハウ、人脈を最大限に生かし、ロゴスの成長を支えられました。現在は、製品のみならず、ロゴスランド、ロゴスパークなどキャンプを手軽に体験できる施設も立ち上げられ、多方面に及ぶ日本一を追求されています。
終盤の質疑応答の時間では、SNSが普及する現在の広報活動の考え方についての質問や、就職活動での面接時の状況判断のように学生生活にダイレクトに繋がる質問などが学生から寄せられ、講義時間いっぱいまで有意義な時間が流れました。