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元宝塚歌劇団でリトミック講師の紗那ゆずは氏がゲストスピーカーとして来学!
2022年12月08日(木)
10月19日(水)のCDP323(1)「アート・マネジメント演習」(担当:上念省三講師)では、元宝塚歌劇団で現在リトミック講師としてご活動される紗那ゆずは氏をゲストスピーカーとしてお招きしました。
紗那氏は3歳の頃からモダンダンスを習い、小学5年生より全国大会において一位になるなど数々の成績をおさめられました。2005年第93期生として宝塚音楽学校へ入学。2007年宝塚歌劇団へ入団後は、星組『さくら/シークレットハンター』にて初舞台を踏み、同年に月組へ配属となりました。『ベルサイユのばら』『エリザベート』『スカーレットピンパーネル』『ロミオとジュリエット』など、数々の作品へ出演し、2013年『ルパン-ARSENE LUPIN- /Fantastic Energy!』にて退団されました。
2020年に自身のブランド「ルナシェンヌ」を設立。また、子どものためのリトミック指導資格(1~5)を取得し、現在保育園にて指導をされています。
授業の前半は、「リトミック」についてご講義いただき、"心の開放の空間づくり"をカラーボードやスカーフを使って体験しました。また、子どもの夢中を妨げずに上手に誘導していく方法などを具体的にご指導いただき、本プログラムの修了課題であるイベント企画を準備していく受講生たちは、多くの学びを得たようです。
授業の後半は宝塚歌劇団に入団したきっかけや試験のエピソード、在団中の思い出やハプニングの修復方法など、就職活動にも役立つお話をしていただきました。
授業の締めくくりには、『スカーレットピンパーネル』の「ひとかけらの勇気」を披露いただき、紗那氏の圧倒的な声量と表現力に受講生たちは魅了されていました。
受講生の感想
- 今回の講義を受けて、音楽や芸術が子どもや子どもに限らずたくさんの人にさまざまな影響を与え、芸術的な感性を磨いていくことに繋がるものだとわかり、とても刺激を受けるものでした。
- 「ひとかけらの勇気」やたくさんのお話をお聞きしてとても感動し、就活や勉強、アルバイト等で考えることがつらくなっていたのですが、周りの人たちの存在を感じながら、明日からも頑張ろうと思いました。