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俳優でワークショップデザイナーの大熊ねこ氏がゲストスピーカーとして来学!
2022年11月03日(木)
7月13日(水)のCDP322(1)「アート・パフォーマンス」(担当:上念省三講師)では、俳優でワークショップデザイナーの大熊ねこ氏にゲストスピーカーとしてお越しいただき、「子どもたちと演劇で遊ぶ」と題してお話しいただきました。
西宮市で生まれ育った大熊氏は、小学5年生の時に宝塚歌劇を観てから演劇に興味を持ち、高校時代は演劇部に所属されました。演劇活動を続けるために京都の大学へ進学し、現在も遊劇体に所属し、京都を中心に活動をされています。
演劇は人間関係を描写することが多いため、自然と人間について考えるようになったそうです。そのうちに「演劇を社会に繋げたい」と思うようになり、ワークショップデザイナーの資格を取られました。資格取得後は、学校でクラス劇をつくる催しに携わるなどして、子どもたちとの関わりが増えていきました。子ども向けワークショップは思い通りにいかないことが多く、用意したことを全て捨てることもあり、その勇気も大事だそうです。そして、そういうことがあったとしても、子どもたちに何を持って帰ってもらいたいかという「目的」はきちんと最後まで離さず持っておくことが大切だと話され、今後受講生が企画するイベントの参考になるようなお話をたくさん語っていただきました。
授業では大熊氏が普段子ども向けで行っているワークショップの短縮版を体験しました。大熊氏は「パンダさん」というあだ名で、上念講師や受講生もそれぞれ自分のあだ名を考え、順に自己紹介をしました。隣の人に拍手をまわすゲームや「だるまさんが転んだ」を行い、教室は受講生たちの笑い声に包まれました。