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芦屋市立美術博物館学芸員の大槻晃実氏がゲストスピーカーとして来学!

2022年07月08日(金)

 6月29日(水)のCDP322(1)「アート・パフォーマンス」(担当:上念省三講師)では、芦屋市立美術博物館学芸員の大槻晃実氏にゲストスピーカーとしてお越しいただきました。
 1991年に開館した芦屋市立美術博物館は、今年で31年目を迎えます。名前の通り、美術館と博物館の融合施設で、1500点を超える作品が収蔵されています。(2022年7月から2023年3月末まで改修工事にともない休館)
 授業前半は「芦屋と具体と子どもの関係」と題して具体美術と子どもや教育についてお話しいただきました。大槻氏の日々のお仕事は、展覧会や展覧会以外の企画や運営、教育普及事業、作品に係る業務、広報など幅広く多岐にわたり、これらを並行して行っているためマルチタスクが鍛えられると述べられました。
 また、小学生以下の子どもの図画を対象にした公募展「童美展」や、1948年に創刊された児童詩誌『きりん』、「びはくルーム」などの同館の教育普及活動、具体美術と子どもについてもお話しいただきました。
 授業後半は、音や音楽を聴いて、それを絵にしたあと言葉として表すワークショップが行われました。同じ音や楽器にも関わらず、発表された受講生たちの絵は千差万別で、大いに盛り上がり、アートの多様性について学ぶ貴重な機会となりました。

  • ゲスト講師の大槻氏
    ゲスト講師の大槻氏
  • ワークショップの様子
    ワークショップの様子
  • 学生の発表した絵1
    学生の発表した絵1
  • 学生の発表した絵2
    学生の発表した絵2
  • 右は上念講師
    右は上念講師