6月22日(水)のCDP322(1)「アート・パフォーマンス」（担当：上念省三講師）では、声楽家（ソプラノ）の草野舞氏とピアニストの向井千沙都氏にゲストスピーカーとしてご登壇いただきました。お二人は本学の卒業生で、向井氏は本プログラムの修了生です。
　今回の授業では、主にアウトリーチに関することをお話しいただきました。アウトリーチに興味をもったきっかけについて、草野さんは「自分の勉強している曲を様々な人に聴いてもらいたかった」、向井さんは「自分の演奏を人に聞いてもらって楽しんでもらえると思った」、とそれぞれ振り返られました。しかし、実際にアウトリーチを学んでいく中で、「主役はお客さんである」ということに気づき、客層に対するコンサート構成の工夫の仕方について多く学んだそうです。また受講生たちは、実際に身体を動かしてアウトリーチで行われるアクティビティにもチャレンジしました。

　授業では「童謡」の成り立ちについても触れ、『かなりや』『りすりすこりす』、『赤い鳥小鳥』、『この道』、『からたちの花』をご披露いただきました。
　草野氏と向井氏には、来年1月に行われるイベント準備にもご協力いただく予定になっております。