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yanodesign代表の矢野晋作氏がゲストスピーカーとして来学!
2021年12月21日(火)
12月15日(水)のCDP211(2)「プレゼンテーションの技法」(担当:安藤善隆講師)では、yanodesign代表の矢野晋作氏をゲストスピーカーとしてお招きしました。
矢野氏は宝塚造形芸術大学産業デザイン学科をご卒業後、大阪市内のデザイン事務所に所属。2002年に独立し現在に至ります。同氏はデザイナーの枠にとどまらず、アートディレクターも担うなど幅広い領域で活躍され、手掛けるデザインも、会社案内・学校案内、誌面デザイン、書籍の表紙、広告など多岐にわたります。
人が広告に目を向ける時間は平均0.3秒とのことで、アテンションとエクスプラネーションの使い分けの重要さを自身が過去に担当された資料をもとに解説いただきました。
そして、クライアントからの希望はその人の性格がよく出るとのことで、それを上手く取り入れたり削ったり、時には思い切ったデザインを提案し説得することもあり、それで実際に成功した例も挙げられました。
矢野氏自身「デザインに難色を示されたときは落ち込むし、ウケないかもしれないという怖さは常にある」、「だからこそ経験を積み自信を身に着けていく。また、自己とのコミュニケーション(自分を知る)を意識して他者とのコミュニケーションに備えることが大切」と述べられました。
最後に、「"不"まじめではなく、"非"まじめであれ。もちろんまじめであることも良いのだけど、真っすぐに進んでいくよりは、寄り道をするとその経験が閃きに繋がることがある」と思いを述べられました。