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編集者・ライターの阿地あずさ氏がゲストスピーカーとして来学!
2020年01月16日(木)
12月17日(火)のCDP211(2)「プレゼンテーションの技法」(担当:安藤善隆講師)では、編集者・ライターの阿地あずさ氏をゲストスピーカーとしてお招きしました。阿地氏にお越しいただくのは今年度で3回目です。
同氏は、2002年広島大学教育学部卒業の後、京都市の編集プロダクションに入社され、取材・編集・DTPデザイン等の経験を積まれました。2008年に大阪の出版社へ転職。2010年に退職されてからはフリーランスの編集者・ライター、DTPデザイナーとして活動されています。
同氏は、2002年広島大学教育学部卒業の後、京都市の編集プロダクションに入社され、取材・編集・DTPデザイン等の経験を積まれました。2008年に大阪の出版社へ転職。2010年に退職されてからはフリーランスの編集者・ライター、DTPデザイナーとして活動されています。
阿地氏は授業の中で下記の言葉を紹介されました。
"人はパンがなければ生きていけない。しかし、パンだけで生きるべきでもない。私たちはパンだけでなく、バラももとめよう。生きることはバラで飾られねばならない。"-ウィリアムモリス
阿地氏にとってのバラは、読書と旅だそうです。「読書をすると、ページをめくっていくうちに、自分の窓がどんどん開いていく気がする。また、旅に出ると、自分の世界が少しだけ広くなる」と話され、クリスマスプレゼントでもらった星野道夫の『風のような物語』や、沖縄のパイナップル農園でのアルバイト、タイ旅行を挙げ、読書や旅について語られました。
また、授業の後半では、受講生たちからの率直な質問に多数お答えいただきました。主な質問内容は下記の通りです。
受講生からの質問
- タイに行く予定があるので、おすすめのお店など教えてほしい → タイに行ったのはだいぶ前なので、おそらくほとんど変わっていると思う。でも、わかりきった旅より、偶然性を楽しむ方が良い。予定通りに進まないというのは実は幸運なことでもある。
- お金よりも自分のやりたいことを優先する人をどう思うか → 若い頃はそういう考えに憧れたこともあった。しかし、実際に卒業して社会に出てみると意外と人生における選択肢は自分で選べないことが多く、否応なしに流されていくことがある。自分が望んだことではなくても、それが実は居心地よかったりする。
- 人の稼ぎに任せず自分で稼がないとダメだと思った理由 → 女性の権利がせっかく与えられている世の中だから、その権利を大切にしたい。
- 旅をすることは良いことだと色々な人が言うが、結局お金がかかることなのでは → たまたま私にとってのバラは読書と旅だっただけで、バラは何でも良い。自分にとってのバラを大切にしてほしい。