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毎日新聞社の辻中祐子氏がゲストスピーカーとして来学!
2018年06月28日(木)
6月26日(火)のCDP312(1)「プロフェッショナル・ライティング」(担当:江弘毅講師)において、毎日新聞社岡山支局長の辻中祐子氏をゲストスピーカーとしてお招きしました。
辻中氏は同志社大学経済学部卒業後、1990年に毎日新聞社に入社されました。広島支局、特別報道部、運動部で記者としてキャリアを重ねられ、2015年から運動部デスク、今年の4月より岡山支局長を務めておられます。
大好きなスポーツに係わる仕事がしたいと思い、新聞社の就職を決められたそうで、6年目に念願の運動部へ配属。これまで多くのスポーツ記事を書いてこられた辻中氏ならではのエピソードを、同氏が書いた新聞記事を手に取りながら伺いました。
スポーツ記者は新聞社の中でも特に"時間との戦い"があるとのことで、試合途中に原稿を送らなければならないこともあるそうです。送った後に試合が動き、書いていたことと異なる結果になってしまったというようなリアルなお話に、受講生は驚きを隠せない様子でした。
他にも講義では、「新聞社に就職されるまでのこと」、「新聞記者に求められる資質」、また「記者の仕事内容」から「新聞社の就職活動のこと」まで幅広くお話いただきました。
終盤では、「長く勤め続けるための秘訣」や「新聞社の記者以外の仕事について」等、多くの質問にご回答いただきました。
講義について
- 特別に新聞の勉強をしていたことはなく、右も左もわからない状態で就職。新聞社には学歴や学部も様々な人がいて、誰にでもそれぞれに活かせることがある。
- スポーツ記者は、集中力・スピード・物の見方が試される。それが怖さでもあるし、醍醐味でもある。
- 職業を選択するにあたって、「興味があることに繋がること」、「人より少しできるものであること」、「ちょっとでも社会に役立つこと」を基準に考えたら良いとのアドバイス。