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毎日放送(MBS)の日髙英雄氏がゲストスピーカーとして来学!
2017年12月06日(水)
11月21日のCDP211(2)「プレゼンテーションの技法」(担当:安藤善隆講師)において、毎日放送(MBS)事業局コマース事業部兼文化事業部マネージャーの日髙英雄氏をゲストスピーカーとしてお迎えしました。
同氏は、1984年に毎日放送(MBS)に入社。ドラマのプロデューサーやディレクターを主としたテレビ制作を16年間担当されました。その後コンテンツ事業部(出資映画、DVD)や、劇場運営、編成部(企画部)を経て、現在はコマース事業部・文化事業部に所属されています。
毎日放送に入社したきっかけは、「自分にとって身近なものであったテレビドラマをどうしても作りたかったから」とのこと。また、日本国憲法に興味があったということで、大学では憲法学を専攻。その当時からプロデュース公演を行ったり、シナリオを勉強したりするなど、学生の頃から積極的に様々な活動されていたそうです。
日髙氏の「才能が本当にあるかないかではなく、あるという"思い込み"が大きな成功に繋がる。いかに"誤読"ができるかが想像力を掻き立てる」というインパクトのあるお言葉は、メディア関連の就職を希望する学生たちにとって非常に重要なキーワードとなったことでしょう。『深夜食堂』など数々のドラマを視聴者に提供されてきた日髙氏ならではの、「どうやって物事を伝えていくのか」というヒントがたくさん満ちたご講義となりました。
講義内容
- 大学時代にシナリオの勉強をしていた際、当時毎日放送でテレビドラマを制作されていた方に出会う。その方が「ヒットしたドラマを作りたかったら、見たことの無い人物を創れば良い」と仰っていた。見たことの無い人物をどれだけリアルにつくりあげられるかは、想像力が必要。
- プロデューサーとしての資質は「人との出会いをどれだけ大事にするか」。色々な人と出会うがゆえに、色々な人を描きたくなる。
- 特殊なことは何もしていない。持続して、それを伝えたいという思う気持ちが強いか弱いかだけ。
- 誤って想像してみることが大切。大いなる誤算は大いなる遺産を生む。