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編集者・ライターの阿地あずさ氏がゲストスピーカーとして来学!
2017年11月07日(火)
10月31日(火)のCDP211(2)「プレゼンテーションの技法」(担当:安藤善隆講師)では、編集者・ライターの阿地あずさ氏をゲストスピーカーとしてお招きしました。
阿地氏は、2002年広島大学教育学部卒業の後、京都市の編集プロダクションに入社され、取材・編集・DTPデザイン等の経験を積まれました。2008年に大阪の出版社へ転職。2010年に退職されてからはフリーランスの編集者・ライター、DTPデザイナーとして活動されています。
講義の内容は、同氏の学生時代から現在に至るまでのご経験や、影響を受けた人物のこと、さらに学生時代に石垣島で年間計2ヶ月ほどアルバイトをしていた際の出来事など多岐に渡りました。
質問タイムでは、メディア関係の就職を志望している学生たちが積極的に質問する姿が見られ、取材をする際のコツや注意すべきこと等をお答えいただきました。
- 学生時代に大きな影響を受けた人は、「異文化の人に半年間インタビューをする」というゼミの課題で対象者に選んだ、家庭教師先のお母様。当時同氏にとって"大学に行く"ということは、仕事に就くためという考えがあった。しかし、その女性は家業を継がなくてはならなかったため、就職をするために大学に行った人ではなかった。そういった理由から"異文化の人"として選んだという。「ご両親に大学進学を反対されなかったのか」という質問に「他のことを知っておくことが後々大事になるからと後押ししてくれた」と答えられた。その言葉は心に残っていて今も様々な示唆を与えてくれる。
- 編集者とは職業というよりも、人生・生き方である。勤めている企業で判断されるのではなく、その人自身で判断される。
- 色々な物を見たり、色々な事を聞いたりする→それが知らない間に自分を助けてくれた。
- 石垣島がロケ地となった映画がきっかけで、学生時代は長期休暇等を使って石垣島のパイナップル農場でアルバイトをしていた。そこで出会ったある年配の男性と一緒に仕事をしていく中で、自分の人生観が変わった。
- 取材・インタビューで心がけていることは、"人と同じ質問をしない"、"頭に浮かんだことをそのまま言わない"他。
- 見えない部分が土台となって役に立つ、どんなこともやってみることが大切。