1月30日（月）のCDP333（2）「ホスピタリティマネジメント演習」（担当：折茂広也講師）の2016年度後期最終講義において、「集客を目的とするレストラン企画」というテーマで、受講生によるプレゼンテーションを実施しました。これは、受講生にとっての"修了課題"であり、毎年恒例の学修行事として行っています。今年はゲストスピーカーとして、帝国ホテル大阪総支配人室の仲井良平氏と尾池里美氏にご来学いただき、受講生にご指導・ご助言をいただきました。

受講生は4~5名のグループごとに分かれて、それぞれが異なるレストランを担当しました。事前に現場を視察して課題を掘り出し、それに対応したコンセプトや提供するメニュー、サービス、宣伝方法を考えるという手順です。
計3グループが順に発表し、その後仲井氏と尾池氏、折茂講師により的確なアドバイスをいただきました。学生の意見・質問の中には鋭い指摘もあり、グループが互いに切磋琢磨する様子を垣間見ることができました。

自分が「サービスを受ける側」の時は「こういうのがあったらいいのに」と思うことは多くありますが、いざ「サービスを提供する側」になってみると、予算や人件・衛生面などの壁があり、実施するとなると非常に困難であることがわかりました。別の視点から物事を捉え、さらにその壁をどう乗り越えていくかを話し合うことによって、多面的考察力・問題解決能力・協調性など、この講義を通してさまざまな能力が身についたようです。