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編集者・スタイリストの服部祐子氏がゲストスピーカーとして来学!
2016年07月19日(火)
7月5日(火)のCDP312(1)「プロフェッショナル・ライティング」(担当:江弘毅講師)において、フリー編集者・スタイリストである服部祐子氏がゲストスピーカーとして来学されました。
服部氏は、6年間の幼稚園教諭を経験された後、キラキラした雑誌の仕事がしたいと編集プロダクションへ。グルメ系雑誌のライターを皮切りに、ファッション系の仕事を「します」と自ら志願し担当に。独立された現在は、スタイリストや空間プロデュースでも活躍されるなど、関西で数少ないファッション系のフリー編集者として活躍されています。
当日の講義では、実際に編集された出版物やデパートのパンフレット、その過程の校正紙、企画の最初に描くコンテやサムネイルなど、いろんな資料を持参いただき、実際の編集過程に触れた受講生にとって、自身のキャリアデザインを刺激する講義となりました。
服部氏による講義概要について
- 編集の仕事は誌面では「見えない職業」だ。名前がクレジットされ、誌面を指さして「これがわたしの作品です」と言えるカメラマンやスタイリストとちがって影の部分が多い。
また撮影スタッフからデザイナーまで多種人数のスタッフを束ねる仕事であり、印刷会社とのやりとりもある「世話役」だ。 - 講義ではネイル・アーティストの単行本、ランドセルメーカーのファッションカタログ、西宮北口の西宮ガーデンズの広報誌やポスターなど、学生にとって身近な作品を提示。
その制作行程にあたる、服部先生の手描きの絵コンテ、赤(訂正指示)がはいった色校正、企画書なども資料として回覧し、実際の仕事の内容がよくわかる内容だった。 - ファッション紙面のビジュアルつくる際の「アイデア」や「センス」についても、引き出しのつくりかた増やしかたをいろんな印刷媒体で活躍中のプロから聞けた。