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フリーライターの近藤雄生氏がゲストスピーカーとして来学!
2015年06月09日(火)
6月9日(火)のCDP312(1)「プロフェッショナル・ライティング」(担当:江弘毅講師)において、フリーライターの近藤雄生氏にゲストスピーカーとして登壇いただきました。近藤氏は東京大学大学院修了後、奥様と行動を共に世界各地で取材・執筆活動をしながら、5年半の海外「遊牧」生活を過ごした後、帰国。帰国後は海外での豊富な経験を生かし、書籍・雑誌・WEBマガジンなど幅広い執筆活動に専念、活躍されています。
当日は、「旅をしながら、ライターとして生きる」というテーマでご講演。就職せずに海外を旅し、ライターになったという近藤氏の経験に基づくリアルな話が、受講生の興味を大いに引く講義となりました。
近藤氏による講義概要について
- ライターの生き方は無限にある。自分の場合は、旅をしながらライター修業という選択であり、金銭的にも、仕事的にも、圧倒的にやりやすかった。
- 2003年から2008年まで妻と一緒に旅生活をし、その都度その地のルポを書いてきた。オーストラリア、東南アジア縦断、中国雲南省在住、上海在住、ユーラシア大陸横断、アフリカの順でまわった(※わかりやすく行程を示した地図と写真で説明)。
- ライターとしての仕事経験がほぼゼロで日本を発ち、どうやって書くことを仕事にしていったか。
- 自分の場合、吃音がコンプレックスでそれが就職をしないという選択だったが、コンプレックスは最大のエネルギー源になり得る。
- 書き手として大切なもの。それは「面白がる力」「コミュニケーション力」「フットワーク(必要かどうかわからないときにも動けるか)」の3つ。
- 夢は必ずしも叶うわけではないが、考え、もがき、動くことで必ず世界が見えてくる。