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産経新聞社の山崎成葉氏がゲストスピーカーとして来学
2015年01月20日(火)
1月20日(火)のCDP211(2)「プレゼンテーションの技法」(担当:江弘毅講師)において、産経新聞社の記者である山崎成葉氏にゲストスピーカーとして登壇いただきました。1週間前のゲストである現MBSアナウンサーの古川圭子氏と同様、山崎氏も本学卒業生で人間科学部環境・バイオサイエンス学科のご出身。
同社に入社後、大阪本社編集局大阪総局記者を経て、現在奈良支局へ異動し活躍中。
当初、昨年11月25日に来学いただく予定でしたが、21日に安倍首相が衆議院解散総選挙(アベノミクス解散)を行う意向を表明したことに伴い、記者職多忙のため1月20日に順延となりました。選挙中は現職大臣らを担当し、いろいろな記事を書いてこられたとのこと。
さらに講義当日においては、その日の夕刊に間に合わせるため奈良駅近くの土地売却について書くことになり、本学にお越しになるまで公務に専念されていたようで、そうしたライブなエピソードを交えて、超多忙な支局記者の仕事を説明なされました。
ライブなエピソードという点では、昨年8月に74名もの犠牲者を出した広島土砂災害の際の報道応援で、長期間出張し災害で亡くなられた顔写真を集めたときの業務や、ご自身が書かれた臓器移植の記事のことなどを交えながら、新聞記者の仕事を浮き彫りに。
さらに新聞社の機構、支局と本社編集局、記者クラブに関することから、インターネット社会の中での新聞の情報信頼性やネタ元のネットワーク、人脈のかけがえのなさにいたるまで、分かりやすく講義いただきました。
講義の最中には、新聞社への入社に興味がある受講生の質問にも丁寧に答えてくださり、今後の就職活動や入社後のキャリアを考える上で、受講生にとって非常に有意義な講義となりました。