キャリアデザインプログラムとは
多様なライフスタイル、ライフステージで発揮される能力の養成を
コミュニケーション能力の開発
女性のライフスタイルを考えるとき、仕事と家庭の両立、結婚や出産をきっかけとした離職後の家庭生活、その後の職場復帰への可能性など、人生の転機となる要素がいたるところに存在し、男性のライフスタイルとはかなり異なることが分かります。
そうした女性特有の多様なライフスタイルやライフステージで生かされる能力、すなわち人と人、および人と社会をつなぐのに必要なコミュニケーション能力の芽を育てることが、キャリアデザインプログラムの目的です。
コミュニケーション能力とは、単なる言葉のやり取りだけではなく、人との関わりや社会とのつながりの中で自分自身の立ち位置を明確化すること、ならびに周りの人たちを活性化させる力も指します。人と向き合うことで初めて自分の内にある可能性に気づくこともありますし、人の力をうまく活用することで"自分たちの力"を無限に高めることもできます。
徹底した少人数制だからこそ実現可能なカリキュラム
本プログラムは、言葉の力を鍛え、伝える力を養うメディア・コミュニケーションコース、芸術への理解を深め、アートと社会をつなぐアート・マネジメントコース、判断力、提案力を磨き、もてなしのプロになるホスピタリティ・マネジメントコースという3つのコースで構成されています。
いずれのコースも高度なコミュニケーション能力を育み、実践力を養うカリキュラムを重視しています。これは、1コースの定員が15名という意欲のある学生に特化した、徹底した少人数制だからこそ実現できるものであり、座学を中心とした通常の講義では得られない機会を提供しています。
さらに、雑誌編集者やアナウンサー、ホテルマネージャーなど、各界の第一線で活躍する人たちをゲストスピーカーとして招き、講義や指導を直接受けられるのも、大きな魅力の一つです。高い"現場力"を有する人が発する独特のオーラをぜひ感じとってください。
学内外とコラボレーションし、より多面的、立体的な展開へ
学びの集大成となる修了作品では、グループワークを通じて、1つの作品を創り上げていきます。「所属学科の魅力を高校生に伝えたい」という想いのもと、パンフレットや映像作品を制作し、オープンキャンパスで広報活動を行ったり、ホテルでのステイプランを企画書にまとめ上げたりと、様々な作品が生み出されてきました。
今後は、学内の他のプログラムとコラボレーションすること、また学外とつながるような企画を立案することを通して、より多面的、立体的な展開も検討していきます。
本プログラムを通じて、自分の内にある能力や可能性に気づき、それらが開花することを願っています。