様々な業界からのゲストスピーカー
トピックス
-
- 2024.07.29
- 「世界は音楽であふれています」大橋郁氏が大衆音楽の中のジャズを語る
-
- 2024.07.18
- サイエンスライターの大越裕氏がゲストスピーカーとして登壇!
-
- 2024.06.20
- 小説家の松宮宏氏による「物語のつくりかた ~まずはひとつ小説を書いてみよう~」
現在進行形のリアルな声を聞き、「考える力」を身に付けるために
メディア・コミュニケーションコース
江弘毅講師
第一線で活躍するクリエイターならではの現在進行形のリアルな情報
パソコンを使ったDTPによる編集やインターネットの普及で、メディアとその表現が大きく変わってきました。現在進行形のそれらの仕事は、やはり現場の第一線で活躍されているクリエイターに登壇いただくのが一番です。
私は編集者で著述家ですが、ゲストとして招く方々から寄稿いただいたり、一緒に仕事をする機会もあり、編集や執筆、デザインなどの現場をより広くリアルに知ってもらえるという点で、非常に意義のあるものだと思います。
なかでも、就職あるいは卒業後の進路に関して、本学の卒業生でメディアや編集制作、執筆の第一線で活躍されている方の経験のお話は何よりリアルだと思います。特に学生の時に何を考えて何をしていたか、就職活動はどうだったかなどの具体的な話は、学生が身を乗り出すほどの興味度です。また卒業生の方ですから、気軽に質問しやすいという利点もあります。
学生の希望を聞いてゲストを決定
まず初回講義で「どんなゲストに来てもらいたいのか」、学生みんなの希望、意見を聞きます。それで今年はファッション系の編集者やコピーライターというように、ゲストを決定していきます。
ゲストスピーカーは、私が実際に仕事の内容やスキル、パーソナリティ、人格面等々の優越的魅力を知っている方ばかり。初回講義で聞いた学生の希望(どういう内容の話が聞きたいのかなど)を伝え、5回目以降の講義で登壇していただいています。
これまで登壇いただいたゲストスピーカーは、新聞記者、テレビ局アナウンサー、編集者、旅行作家、ファッション誌編集コーディネーター、落語家、浪曲師、モデル、広告代理店クリエイティブディレクター、コピーライター、舞台女優と多岐にわたります。新聞記者には「新聞をつくる」ということと「普段の生活」とのリンクについて語ってもらいました。急に国会が解散したことが影響して、ゲストとして予定していた講義日が1カ月ずれるというハプニングもあり、まさに「リアル」でした。
また、ライターや編集者のアルバイトを学生に紹介したこともあります。
今後も、実際にメディアや執筆活動で活躍できるよう、学生の資質と意欲を伸ばしていきたいと思います。
作家・ライターなど文章表現に関わりたいという意欲を持つ学生を歓迎
特に作家、ライターなど文章表現に関わりたい学生に受講してもらいたいですね。出版社や新聞社、放送局などへの就職するためのノウハウ講義ではなく、クリエイターになるための第一歩として、幅広いところから「考える力」を身に付けたいと考える学生を歓迎します。