あなたにとって就職活動とは?
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将来のキャリアを描くチャンス
- メーカー
- 総合職
「あなたは将来どうなりたいですか?」「それを実現するために何をしますか?」
ある企業の面接で、人事の方から実際に問われた質問です。私はこの言葉から、就活とは就職先を見つけるための過程ではなく、将来のキャリアを描く重要な機会だと気づきました。それから改めて、自分が今まで力を入れてきた活動や、好きなこと・得意なこと、5年後10年後になりたい姿の棚卸しをしました。そして志望している業界の動向や企業の沿革、理念、事業内容にもじっくりと目を向けました。そうすることで将来のキャリアパスをより具体的に描きながら、自分の志向や目標に合致する企業を見極めることができました。
就活中は不安になることもあると思います。しかし、自分がなりたい姿から逆算して考えると今すべきことが明確になり、前向きな行動につながるはずです。
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企業とのコミュニケーションの場
- 専門商社
- 一般職
就活を始めた当初、「就活は自分をアピールする場」「面接官が自分を評価する場」と思っていました。しかし、面接を重ねるうちに、「就活は企業とのコミュニケーションの場」だと思うようになりました。なぜなら、面接では自己PRをするだけではなく、企業の価値観や文化に合致するかどうかを知るための双方向の理解が大切だからです。
それから改めて、自分が今まで力を入れてきた活動や、好きなこと・得意なこと、5年後10年後になりたい姿の棚卸しをしました。そして志望している業界の動向や企業の沿革、理念、事業内容にもじっくりと目を向けました。そうすることで将来のキャリアパスをより具体的に描きながら、自分の志向や目標に合致する企業を見極めることができました。
特に面接では、企業からどんな質問をされるか、それにどう答えるかということに注目しがちです。もちろんそれも大事ですが、自分からも積極的に質問をすることで、企業のビジョンや仕事の具体的な内容を理解することができます。また、面接官との対話を通じて、自分の意欲や能力を的確に伝えることができます。面接は単なる一方的な評価ではなく、お互いに相手を理解するチャンスなのです。
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人生で最も成長する時間
- 航空
- キャビンアテンダント
私にとって就活は「人生で最も成長する時間」です。そう考える理由は三つあります。
まず一つめは、徹底的に自分自身に向き合う機会だから。自己分析で気づいた強みはさらに伸ばし、弱みは課題点を特定して克服していく。社会人になった今でも自分を見つめる濃厚な時間だったと思います。
次に、多様な価値観に触れる絶好の機会だから。合同説明会などを通じて、様々な企業の考え方を知ることができ、自分の視野を広げることができました。
最後に、共に戦う仲間を得られるから。就活は基本的に個人の戦いですが、実際には団体戦でもあります。互いに助言し合い、励まし合う仲間の存在は、刺激を受けながら成長するための重要な支えとなります。
就活期間は様々な壁に直面することがあると思いますが、成長のチャンスと捉えて仲間と共に乗り越えましょう!
先輩が実践したこと
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リアルな交流の場で積極的に情報収集
- 損害保険
- 地域総合職
就活中は、他の学生や人事の方から積極的に情報収集することを大切にしていました。説明会や選考で出会った方々との会話を通じて、新しい情報や考え方に触れることができますし、学生同士の交流やOGOB訪問では、近い世代ならではの刺激を受けながら知見を広げることができます。
集団面接では、自身の回答だけでなく、他の学生の受け答えや企業の反応も見るようにしていました。客観的に見て印象のよい話し方や表情は積極的に吸収し、自分に欠けている点があれば改善するようにしました。
リアルな交流は学生同士の絆を深めるだけでなく、ネット上では得られない貴重な情報やアドバイスも共有できます。オンラインとオフラインの両方のコミュニケーションを有効に活用し、多角的な視点を持つことが就活の成功への近道となるはずです。
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キャリアセンターをフル活用
- 不動産
- 一般職
大学のキャリアセンターでは、卒業生の就職先の一覧や求人票の提供、面接対策や履歴書の添削など、様々な支援が提供されています。私はこれらをフル活用することで、就活における重要な情報やスキルを身につけることができました。
例えば、卒業生の就職先の一覧は、異なる業界や企業の選択肢を知るための参考になりますし、求人票を通じて自分に合った仕事を見つけることができます。私の場合、文章力に自信が無かったため、エントリーシートの添削をスタッフの方にしていただきました。簡潔でわかりやすく書くことはもちろんのこと、伝えたいことを絞る、エピソードを具体的に書くなど、たくさんのポイントを学びました。
就活の期間は孤独になりがちです。センターのスタッフの方や友人、先輩方などまわりの方の助けを得ることも大切だと思います。
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模擬面接で自信と実践力を育む
- メガバンク
事前準備を念入りにしたうえで、模擬面接を受けるようにしていました。模擬面接は、面接の雰囲気に慣れるだけでなく、話し方や表情、自己PRで欠けている点など、自分だけでは気づけない弱点を知ることができます。客観的な意見やフィードバックを受けることで、就活のスキル向上につながります。
選考の中でも特に面接は志望度も高まっている段階なので、不採用の連絡が来るとネガティブな気持ちになると思います。しかし、実は選考に落ちる経験は、課題を克服する成長の機会でもあります。できたこと・できなかったことの振り返りを通じて、多くのスキルを磨くことができ、自信と実践力を育むことができます。
面接の練習は大学のキャリアセンターや就職エージェントを通しても行えますし、友人や先輩に面接官役をしてもらうこともできるので、みなさんもぜひ実践してください。
就活対策のポイント
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早めの行動が内定への鍵
- 情報通信
- 総合職
就活はやるべきことが盛りだくさん。スケジュールを立てて早めに対策を始めることが、就活を成功させる鍵です。
まずは、しっかり時間を確保したうえで、自己分析と企業研究に徹底的に取り組みましょう。「自分の強み・弱みは何か」「この会社でどんなことをしたいか」を深掘りします。特に企業研究では、経営者の取材記事や書籍を読んでみてください。創業の背景や今後の展望なども知ることができます。
また、エントリーシートでは自己分析や他己分析の結果を丁寧に反映し、その企業に対する熱意をアピールすることが大切です。SPI対策では問題の傾向や解答のコツを押さえることで、より高いスコアを目指すことができます。
安心して就活に取り組めるよう、いつどんな対策を立ててどの企業に応募するか、早い段階で細かいスケジュールを立てて実行していきましょう。
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気持ちの切り替えを大切に
- 地方銀行
- 一般職
就活を進めていくと、内定が続々と決まる周囲の様子に焦りを感じることがあると思います。しかし、他人と比較して一喜一憂する必要はありません。大切なのは、気持ちを切り替えて自分のペースを守りながら進めることです。
私の場合は「面接振り返りノート」というものを作りました。事前に立てた対策と、実際の面接でよかった点や反省点を記録するようにしました。面接直後は感情的になりがちですが、改めて文字にすることで、冷静に自己分析に取り組めるのでおすすめです。
学業と両立して進める多忙な就活では、落ち込んで立ち止まっている時間はありません。さらに社会に出ると、思いもよらないこと・うまくいかないことが多々起こります。しかし、諦めずに粘り強く前へ進みましょう。自信を持って自らの成長と学びに焦点を当てれば、きっと未来の道が拓けるはずです。
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「当たり前」を日々積み重ねる
- アパレル
- 販売職
「当たり前のことを当たり前にすること」が何よりも重要だと思います。
例えば、笑顔でいることや元気に返事をすること、アンケートにきちんと回答すること、面接終了後にお礼メールを送るなど。些細な行動ですが、まわりに好印象を与える大切な要素です。面接以外でも、基本を忠実に守りました。エントリーシートを何度も見返して、文章の矛盾や不足している箇所をブラッシュアップしました。さらに、SPI対策では毎日数ページ解くことを習慣づけ、問題の傾向や解答方法を理解しました。キャリアセンターのSPI対策講座も受講し、非言語分野の克服に役立つアドバイスを得ることができました。
基本を忠実に守ることは一見すると地道ですが、大きな成果を生み出します。焦らずに取り組み、自信をもって臨むことができれば、内定への道は近くなるでしょう。