- 留学期間
- 2022.8-2022.12
【Bibi】アサンプション大学
「4か月半のフィリピン留学で感じたこと」
Magandang araw!(英語でGood dayのような意味のタガログ語です笑)
お久しぶりです。文学部英文学科3回生のBiBiです。
フィリピンのアサンプション大学での留学生活も残すところ1週間となりました。今回のブログでは、4か月半の派遣留学を通して個人的に感じたフィリピンの好きな点と苦労した点を紹介したいと思います。
〇良い点
・国民性がとにかく明るく、フレンドリーで大らか
フィリピンの方は、エネルギッシュで、圧倒させられることが多いほど元気な人が多いです。だからこそ、オンライン授業が残るコロナ禍の中でも多くの友達を作ることが出来たと思います。休み時間には話しかけてくれたり、授業に関しては分からないところを尋ねるとすぐに丁寧な返信をしてくれたりする学生が本当に多いです。タガログ語が飛び交う環境で寂しさや隔たりを感じる中でもこの4か月半過ごせたのは、友人や先生方、寮のスタッフの方の明るいサポートがあったからだと感じます。また、大らかという点に関しては、時間やルールにも大らかでルーズなことが多いと感じました。その大らかさに戸惑うこともありましたが、温かくて日々面白いと感じていました。
〇苦労した点
・安全面
フィリピンの生活の中で身の危険を感じたことは一度もなかったです。しかし、これは寮母さんや友人たちに常に守ってもらいながら生活していたからだと感じています。女性に対しては誘拐や強盗などの危険が大きい国でもあります。夜遅い時間の外出を楽しみたいという方はフィリピンでは日本のような安全さはないということを念頭に置いておかないと窮屈な生活だと感じるかもしれません。しかし、このような環境を肌で体験できたのも、非常に貴重な体験であったと感じています。
以上1点ずつ挙げさせていただきましたが、これらは全て私が個人的に感じたことです。私はこのフィリピンでの派遣留学を通して、本当に視野が広まったと感じています。「私の考えは他の人にとってはそうでない」といった価値観の違いや視点の違いについて考えさせられる機会が多くありました。植民地の歴史を持ちこれからまだまだ発展し続ける国へ行ったからこそ感じられる学びが本当に多かったように思います。個人的な目標も見つけることができた本当に充実した留学生活でした。関わってくださった皆様には感謝の思いでいっぱいです。残り1週間も大切に過ごしたいと思います。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
Salamat po!(ありがとうございます!)
「現地の方との交流を通して感じたフィリピン文化」
Hello po! cocoさんと同じくフィリピン留学中の英文学科3回生のBiBiです。
早くもフィリピンでの派遣留学生活が始まってから2か月半が経ち、残り1か月半となりました。
1日1日が思い出深く、フィリピンに入国した日が昨日のようです。充実した日々を支えてくださっている皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。
現地で受講している授業については同じくcocoさんがお話しているので、私はフィリピンでの生活で興味深いと感じた文化を2点共有させていただきたいと思います。
1点目は現地の方のフォークとスプーンの巧みな扱いです。伝統的なお祝いの席では手を使って食べたり麺類はお箸で食べたりすることもあるそうですが、現地の方は基本的にフォークとスプーン両方を同時に使いながら食事をします。お米を食べる場合は片手にスプーンを持ち、もう一方の手に持ったフォークを使ってスプーンにお米をのせます。骨付きチキンを食べる場合も直接かぶりついたりせずにスプーンとフォーク両方を使いながら上手に身をほぐして食べます。殻付きの海老を食べる場合も手を使わずスプーンとフォーク両方を使って殻をむいて食べます。挑戦してみると意外と時間がかかって、すごく難しいです(笑)(大学で出会った友人を見ていて感じたことなので、地域によってはもちろんそうでない方もいらっしゃると思います!)
2点目は交通手段の多様さです。フィリピンでは大衆の移動手段として親しまれている交通手段の種類が日本よりも豊富であると感じました。日本同様の電車やバス、タクシーに加え、「grab taxi」や「jeepney」、「tricycle」、「sidecar」、「Angkas」などが挙げられます。この中でも、特に友人や私が利用している「Grab taxi」について簡単に説明します。「Grab taxi」はアプリを使ってドライバーに目的地を伝え予約することができるタクシーです。通常のタクシーとの違いは、より安く料金が先に提示されるので安心できるという面をもっていることです。現地の友人によると、フィリピンの交通手段が豊富な理由としてスコールなどで天気が急変しやすいことや、高温多湿な気温の影響もあり歩くのが苦手な人が多いことが挙げられるそうです。
英語を学ぶことはもちろんのこと、このように島や地域によって異なる多様な異文化にふれられることもフィリピン留学の大きな魅力の1つだと感じています。残り1か月半の留学生活も周囲の皆様への感謝を忘れず、大好きな友人達とともに悔いの残らないように過ごしたいと思います。
Thank you for reading po!