台湾留学を通しての新たな⾃分
- 学部・学科
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文学部 英文学科
- 留学国
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台湾
- 留学先
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文藻外語大学
- 留学期間
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2023年2月~6月
⼀学期間の台湾留学を通して語学⼒向上はもちろんのこと、たくさんの経験をさせていただきました。その中で⾃⾝の成⻑や⾃分らしさを⾒つけることができました。
まず語学⼒ですが、台湾に着いた頃は、単語は知っていても中国語の発⾳や声調(中国語の四つの⾳)の区別ができていませんでした。現地で全く伝わらないことに気付き、発⾳がわからないものがあったらすぐに聞いたり調べたりするようにしました。台湾⼈の学⽣や現地の⽅と話す機会を増やすため、⽇本⼈留学⽣が履修していない授業や部活動に参加したり、週末⼀⼈で出かけてみたりして、積極的に中国語を話しました。その結果帰国時にはかなり発⾳が改善され、友⼈と中国語での雑談が容易にできるようになりました。
⼆つ⽬は価値観や⽂化の異なる⼈達とのグループ活動で得た経験です。私は、台湾⼈のみがメンバーである剣道部に参加しましたが、滞在期間が四ヶ⽉間であったことや私が外国⼈であることからお客さん扱いをされていました。そこで短期間であっても剣道を通して認めてもらえるよう、わからないことを積極的に聞き、稽古後も練習をするなど、コミュニケーションを多く取るよう努⼒しました。また⽇本の剣道部で習った技とは違いもありましたが台湾でのやり⽅を積極的に取り⼊れました。その結果信頼関係が築け、試合に出場するメンバーと同じように扱ってもらえた時には本当に嬉しかったです。
更には、留学を通して、周りの⽬を気にしすぎず、⾃由に⽣きることができるようになったと思います。留学前は周りの⽬を気にしていたことが多く、いかに「普通」に⽣きるかということを⼤切にしていました。しかし、台湾では周りと違ったことをする⼈も個性として受け⼊れられており、臨機応変に予定を変更することも普通のことでした。周りの⽬を気にしなくなったことで、⾃分らしく、やりたいことをできるようになったと感じています。
留学をしても変わらないと聞くこともありますが、私⾃⾝は確実に変わったと感じています。これからも留学で得た成⻑や⾃信を活かしながら前に進んで⾏きたいです。