自分と環境を見つめ直したターニングポイント
- 学部・学科
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文学部 英文学科
- 留学国
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フィリピン
- 留学先
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アサンプション大学
- 留学期間
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2022年8月~2022年12月
4カ月のフィリピン留学で得たことは大きく分けて三点あります。
一点目はメンタルが強くなったことです。未知の土地で、親しみのない言語を話す環境に身を置くことで、自分を見つめ直す機会が多くなりました。寮での生活環境に慣れるまでは寂しさを感じたり自身の英語力不足に落ち込むこともありましたが、日々目標を立てて過ごし、全てを楽しむという心持ちで過ごしました。この経験は、自分のキャパシティーを知る機会になり、これからの困難にも立ち向かえる自信にもなっています。
二点目は視野が広がったことです。留学中は海外から見た日本や日本人について考えさせられる機会が多くありました。出会ったフィリピンの方から聞く日本製品や日本のサービスへのイメージが非常に良く、日本はフィリピンやASEAN諸国から信頼されていると感じました。一方で、第二次世界大戦時には日本がフィリピンを戦場にし、甚大な被害を及ぼした歴史を感じることもありました。日本の良さや悪さを見つめ直し、私が日本人としてどうしたいのかについて考える中で、将来的に自分がしたいことを見つけることができました。
三点目はフィリピンの文化についてです。留学前から東南アジアの文化に興味があり、直接触れることが出来ることを非常に楽しみにしていました。フィリピン人の人柄は非常に明るく、陽気です。私は現地の方の心優しいサポートに何度も助けられたのですが、教えてくれた内容が間違っていたことも多々ありました。フィリピンは7000以上からなる島国で、その一つ一つに言語や文化があるからこそ、おおらかで明るい国民性が成り立ったのではないかと感じました。
これら以外にも留学中に学んだ沢山のことを社会に出てからも生かしていきたいと考えています。