派遣留学

語学力向上とその先へ

学部・学科

文学部 英文学科

留学国

台湾

留学先

文藻外語大学

留学期間

2022年9月~2023年1月

文藻外語大学では、中国語(繁体字)を学ぶ留学生向けの語学の授業と、現地の大学生向けの学部の授業の両方を履修することができます。語学のクラスメイトは中国語学科に所属している学生が多く、不安もありましたが、先生との距離が近く、間違いを恐れることなく発言できる環境でした。学部の授業は英語で履修し、クラスメイトとは英語と中国語の両方を使って会話しました。クラスメイトとは課題の準備を一緒にしたり、晩ご飯を食べたり、休日に遊びに行ったりと多くの時間を一緒に過ごしました。私がつたない中国語で話しているにも関わらず、ゆっくりと話してくれたり、分からない単語を何度も教えてくれたりと、優しく接してくれました。また、寮のルームメイトがクリスマスに実家に招待してくれたことは留学中で1番の思い出になりました。台湾の友人たちと仲良くなればなるほど、もっと中国語が上手くなりたいという気持ちが強くなりました。帰国後HSK5級を取得し、現在は6級に向けての勉強を進めています。

半年間の台湾での留学を通して、私は自分の将来と向き合うことができました。多様なバックグラウンドを持った友人たちと話をする中で、私の夢を実現するためには語学力や専門性を高めることが必要だと感じ、大学院への進学を考え始めました。帰国後、大学院への進学を希望していることを先生に相談すると、学会に連れて行ってくださったり、研究会を紹介してくださったりと学ぶ機会をたくさんいただきました。また、国立民族学博物館での台湾原住民族の文化継承に関わる資料調査にも研究者や院生の皆さんの横で勉強をさせていただきながら、中国語の通訳として参加させていただきました。卒業論文は、台湾原住民族の子どもたちのための多文化共生教育について執筆し、院進学後も研究を続けたいと考えています。

留学をサポートしてくださった神戸女学院大学の教授や職員の方々、家族や友人、台湾での出会いに感謝し、社会課題の解決に貢献できる人になるため、留学で身につけた力を将来につなげていきます。

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