私の学びに「定年」はない。093-Memoryディベート大会ESS部のディベート大会にて。英語を「話す」力を鍛えながら、他校の学生との議論を通して視野が広がりました。-Spot講堂横の廊下人通りが少なくなる午後の講堂横の廊下は、澄んだ空気と天窓からの光に満ち透明感でいっぱい。心落ち着く場所でした。ルールを見つけた瞬間」は、誰でもみな目がキラキラと輝くんです。わかることの楽しさ、もっとわかりたいという好奇心。そのキラキラした瞬間が、43年間の教員生活で見つけた一番の宝物になっています。私の頃に比べ、女性の卒業後の選択肢は本当に増えました。教員だけでなく、海外のビジネスの最前線で活躍したり、建築家や医師になった生徒もいます。様々な場で活躍している卒業生に共通して言えるのは、みな「学び続けている」ということでしょうか。英語を学びながら身につけた“自分でルールを見つけていく”という姿勢が、彼女たちの学び続ける上での支えになっているように思います。かくいう私も、50歳を過ぎてイギリス・バーミンガム大学の通信教育で「英語教授法」の修士課程を修了。65歳で定年を迎えてからはイタリア語を学び始め「言語を学ぶって、やっぱり楽しい」と感じる毎日です。学ぶことには終わりはありません。まだまだやりたいこともいっぱい。これから先、何を学び、何を得ていくのか、私自身がワクワクしています。あの頃の私へ自ら学生として学び、さらに生徒を見守る教員になって思うのは、「大学での4年間ほど、学べる時はない」ということ。やりたいことや興味ある分野がまだ見つかっていなくてもいい。ひたむきに学ぶことで、学び続ける“基礎”を身につけることが、その後の人生の糧になります。学びを求めればチャンスは必ず現れる、と信じて一歩ずつ前へ!
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