「神戸が好き」という気持ちが、すべてのベースに。046大学院で学んだ後の進路には迷いましたが、最終的には「生まれ育った神戸が好き。神戸の役に立つ仕事がしたい」という思いから、神戸市職員の道を選びました。今年で入職して9年目。公務員として、地域の人々の暮らしと密接に関わる日々を送っています。現在は主に、子供会、老人クラブ、青少年育成協議会など地域のさまざまな団体がスムーズに活動できるように、金銭面や技術面でのサポートを行う業務に就いています。いろいろな仕事を経験してきましたが、印象に残っているのは5年目に配属された国際交流推進部の業務。神戸市の姉妹・友好都市との交流に関する業務を行うのですが、電話・文書のやりとりや海外から来られたお客様のアテンドなど、女学院で身につけた「英語でものごとを伝える力」がなければ乗り切れたかどうか……。単にコミュニケーション力があればよいというわけではなく、ビジネスでは交渉力も必要です。察してもらうのではなく、自分の意思をしっかりと伝える。一方で、相手の立場に配慮して、言葉を選ぶ。そういったスキルは、まさに英語を“ツール”として活用していた、もりもと まい2008年、文学部 英文学科卒業。大阪大学大学院国際公共政策研究科に進学した後、神戸市役所に就職。教育委員会、こども家庭局、国際交流推進部を経て、現在は区内の地域団体の支援業務を行う部門で活躍中。
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